新規求人倍率

新規求人倍率は、厚生労働省が毎月公表する、新規求人数を新規求職申込件数で除した倍率をいいます。これは、公共職業安定所（ハローワーク）における求人・求職・就職の状況（新規学卒者を除く）を取りまとめ、求人倍率等の指標を作成する「一般職業紹介状況（職業安定業務統計）」の中で発表される経済指標の一つです。

一般に求人倍率とは、求職者に対する求人数の割合（倍率）をいい、新規求人数を新規求職申込件数で除した「新規求人倍率」と月間有効求人数を月間有効求職者数で除した「有効求人倍率」の２種類があり、完全失業率などと共に、雇用面から日本国内の景気判断を行う際の重要な指標として用いられています。

新規求人倍率（倍）＝新規求人数÷新規求職申込件数

｜新規求人数｜
期間中に新たに受け付けた求人数（採用予定人員）。

｜新規求職申込件数｜
期間中に新たに受け付けた求職申込みの件数。