MENA
読み方: | みーな |
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分類: | 総称・造語 |
MENAは、中東(Middle East)と北アフリカ(North Africa)を合わせた地域(市場)の呼称をいいます。
両方の英語の頭文字から取ったもので、国際機関や研究機関ごとに対象(領域)の定義は様々ですが、その中で世界銀行では、以下の21カ国・地域と定義しています。
<世界銀行のMENAの定義>
アラブ首長国連邦、アルジェリア、イエメン、イスラエル、イラク、イラン、エジプト、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、シリア、ジブチ、チュニジア、バーレーン、マルタ、モロッコ、ヨルダン、ヨルダン川西岸・ガザ地区、リビア、レバノン
一般にMENAは、石油や天然ガスなど豊富な資源があり、オイルマネーを使った産業集積や技術導入などに積極的であることから、資源価格が高騰した21世紀初頭から投資先として注目されるようになりました。また、多くの人口を擁しており、将来的に高い購買力が期待されることから、ビジネス面でも魅力があります。
なお、本地域については、地政学的リスクが常に存在しており、リスク面には注意が必要です。