過剰融資

読み方: かじょうゆうし
分類: 概念

過剰融資は、貸金業者等が借入の申込者の返済能力を超えた金額を融資することをいいます。

かつては、法律上の規制がなかったため、多くの人が多重債務に陥り、2000年代に深刻な社会問題となりました。そして、この多重債務問題を解決するために、2006年に従来の法律(貸金業の規制等に関する法律:貸金業規制法)が抜本的に改正され、「貸金業法」が制定されました。

現在、貸金業法では、借りすぎや貸しすぎの防止策として「総量規制」が導入されており、貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合は、新規の借入れができなくなっています。

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