鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
読み方: | てっこつてっきんこんくりーとぞう |
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分類: | 建築構造 |
鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)は、主体構造を鉄骨および鉄筋コンクリートで建築する構造をいいます。
鉄骨造と鉄筋コンクリート造の両方の長所を併せ持っており、鉄骨で柱や梁を組み、鉄骨の骨組のまわりに鉄筋を配して、コンクリートで一体化した構造となっています。
一般に鉄骨鉄筋コンクリート造は、鉄筋コンクリート造と比べると強度に優れているため、柱や梁を細くすることが可能となり、全体の重量を抑えることができます。
その一方で、建築コストについては、鉄筋コンクリート造や鉄骨造よりも高くなるため、低中層の建物にはあまり用いられず、主に7~25階程度の高層建築によく用いられます。
※SRC:"Steel framed reinforced concrete"の略