受益債権
受益債権は、信託において、受益者が受託者に対して、信託行為に基づいて信託利益の給付を受ける権利をいいます。また、受益権と受益債権の関係については、信託法では、以下のように記されています。
<信託法の第2条7項>
この法律において「受益権」とは、信託行為に基づいて受託者が受益者に対し負う債務であって信託財産に属する財産の引渡しその他の信託財産に係る給付をすべきものに係る債権(以下「受益債権」という)及びこれを確保するためにこの法律の規定に基づいて受託者その他の者に対し一定の行為を求めることができる権利をいう。