内国税
【読み方:ないこくぜい、分類:税分類】
内国税は、国内の人や物などに課せられる租税をいいます。これは、国が徴収する国税のうち、国内産業の保護や財政上の理由から、貿易において輸入品に対して課される「関税」と、外国貿易船の入港に対して課される「とん税」及び「特別とん税」を除いた税の総称を指します。
◎内国税の管轄は、財務省の外局である国税庁で、国税庁及び国税局(国税事務所)の指揮・監督の下、全国の税務署によって賦課・徴収が行われている(関税・とん税・特別とん税は、税関により賦課・徴収)。
◎内国税は、その税の性質により、収得税・財産税・消費税・流通税の四つに分類することができ、この内、財産税と収得税は「直接税」、消費税と流通税は「間接税」となっている。