化け線

【読み方:ばけせん、分類:酒田五法】

化け線(バケ線)は、下落相場において、大陽線が突然出現したものをいいます。

具体的には、陰線が主体の下落相場において、特に材料もなく、売買高も伴わず、相場の流れに逆らって出現した「実体の長い陽線」を指し、その出現要因として、売り圧力の一時的減少、投機筋の仕掛け、不確かな情報などが挙げられます。

化け線の例

一般に化け線は滅多に出ず、実際に出ると投資家の期待が高まりますが、一方でほとんどが一時的で、相場の流れを変えることはないです。この場合、無視するか、売りのポイントにするかのどちらかで、また安全策としては翌日の動向を見て判断するのがよいでしょう。

iFinancial TV

テクニカル分析用語集