両つつみ
【読み方:りょうつつみ、分類:三本足】
両つつみは、三本足の一つで、「両つつみ線」や「両つつみ足」とも呼ばれ、相対的に見て、二本の長いローソク足の間に一本の短いローソク足が挟まれた(つつまれた)形状をいいます。
チャートにおいて、はらみ線とつつみ線が合体して出現したもので、その種類には、大陰線(陰線)に陽線(小陽線)が挟まれたもの(陰陽陰)と、大陽線(陽線)に陰線(小陰線)が挟まれたもの(陽陰陽)の二つのパターンがあります。この場合、中に挟まれた足は、実体とヒゲも含め、両側の足に完全に含まれます。
一般に両つつみは、陰陽陰と陽陰陽のパターンが相場(価格水準)のどこに出現するかによって解釈が異なり、また陽陰陽のパターンの中で、酒田五法の三川の一つに、相場の底値圏からの反転上昇シグナルとなる「陰の両つつみ」があります。