オーバーパー

英語名: Over par
分類: 債券|取引

オーバーパーは、債券価格の状態を示す用語で、債券価格(時価)が額面を上回る状態のことをいいます。これに対して、債券価格が額面と同じ状態のことを「パー」、債券価格が額面を下回る状態のことを「アンダーパー」と言います。また、額面とは、債券価格の基準となる価格のことをいい、日本の債券では、通常、額面を100円として発行し、満期日償還期日)を迎えると額面(100円)で償還されます。なお、債券の発行時に、額面より高い価格で発行されることを「オーバーパー発行」と言います。

一般に債券市場において、各々の債券は、金利動向などによって価格が常に変動し、債券価格は、オーバーパー、パー、アンダーパーのいずれかの状態にあります。そういった中で、オーバーパーで購入して、償還期日まで保有した場合は、償還時に償還差損が発生する一方で、保有期間中に長期金利が大きく低下し、債券価格が上昇した場合は、市場で売却することにより売却益が得られることもあります。