クレジットカードの支払方法は?

クレジット利用代金の支払方法は、大別すれば、1回で支払うか、何回かに分けて支払うかになります。その種類には、1回で支払う場合が「一括払い(マンスリークリア)」、何回かに分けて支払う場合には「分割払い」と「リボルビング払い」があります。この他にも、「2回払い」や「ボーナス一括払い」などがあり、収入や預貯金の残高、その月の支払い金額などを考慮して、計画的に利用することが大切です。

なお、一括払いや2回払い、ボーナス一括払い場合は、手数料(金利)はかかりませんが、分割払いとリボルビング払いには一定の金利がかかります。

クレジットカードの一括払い

一括払いは、クレジットカードの支払方法の内、分割払いではなく1回払いで返済する方法です。この内、翌月または翌々月に一括払いする方法を「マンスリークリア」と言います。

クレジットカードの割賦(分割)払い

商品(サービスを含む)の利用代金を何回かに分けて支払うことを、「割賦」ないし「分割払い」と言います。また、割賦販売の定義は、一般的には「2カ月以上の期間にわたり、かつ3回以上に分割して販売すること」ですので、2回払いやボーナス一括払いは「分割払い」には含まれません。現在、分割払いには、3回払いや6回払い、12回払いなどがあります。

クレジットカードのリボルビング払い

「リボルビング」とは、直訳すれば「回転信用」です。これは、利用金額にかかわらず、毎月一定の金額(ミニマムペイメント)を支払うクレジットカードの決済方法で、日本の銀行系カードは、1992年夏から、リボルビングシステムの導入が認められました。現在、その仕組みは、以下のようになっています。

(1)事前に一定のクレジットライン(与信限度額)をカード会員に与えておく

(2)返済については、ミニマムペイメント(最低支払い義務額)を定めておく

(3)カード会員は、カード利用(未払い)残高がクレジットラインの上限以内ならば、自由に追加利用ができる

(4)返済は、ミニマムペイメントまたはミニマムペイメント以上であればよい(ATMで割増返済も可能)

|定額リボルビングと定率リボルビング

毎月の支払額をカード会員が予め指定する方式を「定額リボルビング」と言い(例えば、毎月1万円コース)、また一定割合を前月の利用残高に乗じて返済していく方式を「定率リボルビング」と言います(例えば、毎月の利用残高×10%コース)。

|リボルビング払いと分割払いの違い

「リボルビング払い」と「分割払い」との違いは、分割払いが加盟店の店頭で支払回数を指定するのに対して、リボ払いは回数ではなく最低支払額を定めた方式だということです。通常、分割払いの場合は、一つの商品ないしサービスの代金を何回かに分けて支払いますが、リボ払いは利用限度額の範囲内ならいくら利用しても支払金額は毎月一定になるほか、分割払いと同様、利用するには金利がかかります。

|リボルビング払いの現況

現在、日本のクレジットカードの場合、「定額リボルビング」が主流であり、会員が利用する際には、カード会社によって、
●加盟店の店頭で「リボ払いで」と申し出る方法(売上伝票方式)
●リボ払い専用カードを発行してもらって使い分ける方法(専用カード方式)
●カード会社に予め届けて、一定額以内は自動的にリボにしておく方法(予約型方式)
の3パターンがあります。

一方で、カード利用代金の支払いが小切手で行なわれる米国のリボルビング方式は、最低支払額(ミニマムペイメント)だけが決まっていて、カード会員は、ミニマムペイメント以上であれば、任意の金額の小切手をカード会社に送ることにより、利用代金を返済することができます。