課税標準

【読み方:かぜいひょうじゅん、分類:課税要件】

課税標準は、課税要件の一つで、税額算定の基準となる課税物件を数量や金額などで表わしたものをいいます。これは、納税義務者の申告、または税務行政庁の賦課決定によって確定されます。また、課税物件とは、課税の対象とされる物件や行為、その他の事実のことをいい、例えば、所得税における所得、酒税における酒類、消費税における財貨やサービスの消費などが該当します。

一般に課税標準は、各種税金の課税金額を計算するにあたって標準となるもので、これに税率を乗じて実際の税額が求められます。なお、個人の所得税と住民税の課税標準については、以下のようになっています。

●所得税の課税標準

居住者に対して課する所得税の課税標準は、総所得金額、退職所得金額及び山林所得金額とする(所得税法22条)。

●住民税の課税標準

所得割の課税標準は、前年の所得について算定した総所得金額、退職所得金額及び山林所得金額とする(地方税法32条1項、313条1項)。