アクティブ戦略
読み方: | あくてぃぶせんりゃく |
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分類: | 運用戦略 |
アクティブ戦略は、投資信託や年金などのファンドにおいて、ベンチマークや市場平均を上回る運用成績(リターン)を上げることを目指す、積極的な運用戦略をいいます。
大きく分けて、経済や市場動向などマクロ的な投資環境の予測から始まり、資産配分や業種別配分を決め、その後に個々の投資対象を選択する「トップダウンアプローチ」と、ファンドマネージャーやアナリストの徹底した調査・分析に基づいて投資価値を判断し、その積み上げによる相対的比較に基づいてポートフォリオを構築していく「ボトムアップアプローチ」の2つがあります。
一般にファンドの運用成績で上回ることを目指すベンチマークとしては、日本国内の上場株式を投資対象とする場合は、日経平均株価やTOPIX、JPX日経インデックス400などが、海外株式を投資対象とする場合は、MSCI指数の各種インデックスなどが、また公社債の場合は、NOMURA-BPIなどが用いられることが多いです。