市場金利
読み方: | しじょうきんり |
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英語: | Market interest rate |
分類: | 金利 |
市場金利は、「市中金利」とも呼ばれ、金融市場において、金融機関同士がお金を貸し借りする際に適用される金利をいいます。これは、中央銀行以外の金融機関によって、マーケットで適用される標準的な取引レートで、1年以内の短期金利と1年以上の長期金利に分類されます。
現在、日本において、短期金利には、コールレートやレポレート、TIBOR、国庫短期証券利回りなどがあり、また長期金利には、スワップ金利や国債利回りなどがあります。
◎市場金利は、マーケットの資金需給の実勢を反映した金利で、通常、預金や融資などのレートは、市場金利を基にコストやスプレッドなどが勘案されて決定される。
◎中央銀行が金融政策を行う場合、短期金利はある程度コントロールすることができるが、一方で長期金利はコントロールすることが難しいと言われている。