延床面積(延べ面積)
読み方: | のべゆかめんせき |
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分類: | 建物 |
延床面積(延べ面積)は、「建物面積」とも呼ばれ、建築物の各階の床面積の合計をいいます。これは、各階の床面積(外壁または柱の中心線で囲まれた壁芯面積)の大きさや階数に関係なく、全ての階の床面積を合計して算出します。また、地階や塔屋がある場合は、いくら小さくても算入します。
一般に延床面積は、建物が容積率の制限を満たしているかどうかを判断する際に、建築基準法によって定められた計算方法で算出される床面積でもあり、下記の特定の部分の床面積については除外できるようになっています。
(1)自動車車庫や自転車置場に供する部分の床面積(床面積の合計の5分の1まで)
(2)建築物の地階(その天井が地盤面からの高さ1m以下にあるものに限る)の住宅の用途に供する部分の床面積(住宅の用途に供する床面積の合計の3分の1まで)
(3)共同住宅では、共用廊下や共用階段、エントランスの部分の床面積(限度なし)