地階

読み方: ちかい
分類: 建物

地階は、建物で地盤面より下に設けられた階をいいます。これは、建築基準法では、床が地盤面下にあるような階で、床面から地盤面までの高さがその階の天井の高さの3分の1以上のものを指します(最大で天井高の3分の2までなら地上に出ているものも該当)。

◎地盤面とは、建築物が周囲の地面(敷地)と接する位置の平均の高さをいう。

◎地階の構造がある場合、上から順に地下1階・地下2階・地下3階・・・と呼ばれ、また一部が地盤面より上にある場合は「半地下」と呼ばれることもある。

現在、住宅において、天井が地盤面からの高さが1メートル以内に設けられた地階で、その建築物の床面積の合計の1/3までは、延べ面積には算入されないという容積率の特例措置があります。

ただし、地階に居室等を設ける場合には、壁や床の防湿や、その他の衛生上必要な処置を施さなければならないと建築基準法で規定されています。

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