外貨建て債券

読み方: がいかだてさいけん
英語名: Foreign currency-denominated bond
分類: 債券|分類

外貨建て債券は、日本円(円貨)以外の通貨(外貨)で元本を払い込み、利払い償還外貨で行われる債券のことをいいます。これは、円貨から外貨に換えて運用し、最終的に円貨回収する場合、為替相場(為替変動)の影響を受けることになり、為替リスクが常に存在します。また、為替リスク以外にも、カントリーリスク信用リスク価格変動リスク流動性リスクなども存在します。

一般に外国債券の多くは、外貨建て債券であり、外国政府や外国企業などは、自国通貨で債券を発行することが多いです。理論的には、世界の通貨の数だけ、その種類(通貨別債券)が存在することになりますが、現実には、通貨によって為替相場の安定性や規模等の問題から、信頼性や流通性などに差が出てくるため、国際的な資金調達の手段として発行するには不利な通貨も結構多いです(この場合、基軸通貨米ドルで発行されることが多い)。

現在、日本で販売されている外貨建て債券は、世界の主要通貨のものが中心で、米ドル建てやユーロ建て、豪ドル建て、英ポンド建てなどがよく知られています。また、これ以外にも、カナダドル建てやニュージーランドドル建て、南アフリカランド建て、メキシコペソ建て、トルコリラ建てなどの債券もたまに販売されています。なお、これらの取引にあたっては、金融商品取引法第37条の3の規定により、「外貨建て債券の契約締結前交付書面」が交付されます。