日経平均ボラティリティー・インデックス

読み方: にっけいへいきんぼらてぃりてぃーいんでっくす
分類: インデックス|日経

日経平均ボラティリティー・インデックスは、「日経平均ボラティリティー指数」や「日経平均VI」とも呼ばれ、日本経済新聞社が算出・公表している、投資家が日経平均株価の将来の変動をどのように予想(想定)しているかを表した指数をいいます。これは、投資家が予想する将来の株式相場の変動率をオプション価格を使って指数化したもので、現在の市場で見込まれている日経平均の1カ月先の変動率(年率)を示しており、この指数値が高い程、投資家が今後、相場が大きく変動すると見込んでいることを意味します。(2010年11月19日から公表開始、1989年6月11日まで遡及計算、野村証券金融工学研究センターの協力を得て開発)

その算出方法については、大阪取引所に上場している日経平均先物および日経平均オプションの価格を基に算出し、直近二限月のオプションのうち、直近限月の先物価格を基準としてアウト・オブ・ザ・マネー(OTM)となる行使価格のオプション価格を使って、各々の限月ボラティリティーを求め、満期が30日になるように線形補間を行っています。また、本指数は、かつての日経平均IVが計算対象をプット(売る権利)とコール(買う権利)の合計4銘柄に限定してきたのに対して、その対象銘柄を広げて、限月も1限月から2限月に増やしており、また確率理論を応用して、従来に比べて精度の高い変動率の算出を可能としています。

一般に日経平均の値動きが荒くなると見る投資家が増えると本指数は上昇し、反対に膠着相場が続くと見る投資家が増えると本指数は低下します。過去の経験則では、「30」が一つの目安とされ、30を上回る状況が続くと、投資家は現物株の値下がりリスクを意識し、買い持ちの圧縮に動く傾向があります(本指数が30の場合は、1年後に日経平均がプラスマイナス30%変動する可能性が7割程度あることを意味する)。また、日経平均の過去の値動きと見比べた場合、日経平均と本指数は概ね逆相関の関係(傾向)があります。