受益者

読み方: じゅえきしゃ
分類: 信託|基本概念

受益者は、国語辞書では「ある行為または事件によって利益を受ける者」をいい、信託においては、受託者に対して、信託行為に基づいて、信託利益の給付を受ける権利(受益債権)を有する者をいいます。これは、委託者と同一人である場合もあれば、別人である場合もあります。また、信託期間中は、原則として受益者を変更することはできませんが、信託行為の定めなどによって変更することができます。

一般に受益者には、受益債権を確保するために、受託者に対して、信託事務の処理の状況について報告を求める権利、帳簿等の閲覧または謄写の請求権、損失のてん補または原状の回復の請求権、受託者の法令・信託違反行為の差止請求権などが認められています。なお、投資信託においては、受益者は、投資信託(ファンド)を購入・保有している人(投資家)のことをいいます。