エンハンスト・インデックス運用
読み方: | えんはんすといんでっくすうんよう |
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分類: | 運用手法 |
エンハンスト・インデックス運用は、ベンチマークとなる市場インデックスに極力合わせながらも、インデックス運用と比較して、若干のアクティブリスクを取り、ベンチマークより高いリターンを目指すという運用手法です。
インデックス運用とアクティブ運用の中間的な位置づけで、またエンハンスト(Enhance)とは、「質や能力などを高める、増す」を意味することから、エンハンスト・インデックス運用は、インデックスの質を高める運用スタイルとも言えます。
一般にエンハンスト・インデックス運用は、インデックス運用にアクティブ運用のスタイルを一部取り入れた運用手法であり、主に株式投資において用いられています。
具体的には、ベンチマークからの乖離リスクであるアクティブリスク(トラッキング・エラー)を0.5~2.0%程度に抑え、ベンチマークのリスク・リターン特性をある程度維持した上で「安定的な超過リターン」を狙うという仕組みで、ミドルリスク型の運用手法に位置付けられます。