DJ-UBSコモディティ・インデックス
英語: | Dow Jones-UBS Commodity Index(DJ-UBSCI) |
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分類: | 商品指数 |
DJ-UBSコモディティ・インデックスは、「ダウ・ジョーンズ UBS コモディティ・インデックス」や「DJ-UBS商品指数」とも呼ばれ、その昔、コモディティ(商品先物)への投資のためのベンチマークの提供を目的として、Dow Jones & Company, Inc.とUBS Securities LLCが算出していた商品指数をいいます。
2014年4月にUBSがコモディティ・インデックスの管理・算出・販売・ライセンシングを、ブルームバーグ・インデックスで行うための戦略的パートナーシップを締結したことにより、現在は「Bloomberg Commodity Index(ブルームバーグ商品指数)」に名称変更されています。
目次:コンテンツ構成
DJ-UBSコモディティ・インデックスの構成銘柄
DJ-UBSコモディティ・インデックスは、当時、エネルギー(原油、天然ガス、無鉛ガソリン、ヒーティングオイル)、貴金属(金、銀)、非鉄金属(銅、アルミニウム、亜鉛、ニッケル)、穀物(大豆、トウモロコシ、小麦)、農産物(砂糖、コーヒー、綿)、畜産物(生牛、豚赤身肉)、植物油(大豆油)を構成銘柄としており、また構成銘柄や構成割合は年1回見直されました。
DJ-UBSコモディティ・インデックスの種類
DJ-UBSコモディティ・インデックスにおいて、パフォーマンス推移を表す際に用いる指数には、以下の2種類がありました。
●DJ-UBSコモディティ・インデックス(超過リターン)
累積リターンを指数化したもの。
●DJ-UBSコモディティ・インデックス(トータルリターン)
超過リターンに担保金リターン(米国短期金利)を加えた総合リターン。
DJ-UBSコモディティ・インデックスの主な特色
DJ-UBSコモディティ・インデックスの主な特色として、以下が挙げられました。
◎19種類の商品により、バランス良く構成されたコモディティ先物指数。個別の商品先物への投資リスクを分散し、世界のコモディティ(商品)市況の動きを反映した投資成果を実現した。
◎個別商品の構成比率は、主に先物の取引量(流動性)と現物の生産量に応じて決定。どの構成品目も2%以上15%以下、各セクターは33%以下になるように構成比率が決定された。また、年1回(1月)にリバランスが行われた。
◎本指数は、CMEグループのシカゴ商品取引所(CBOT)において指数先物が取引された。