銀行間預金市場(円デポ市場)
読み方: |
ぎんこうかんよきんしじょう |
分類: |
インターバンク市場 |
銀行間預金市場は、「円デポ市場」とも呼ばれ、インターバンク市場の一つで、銀行間で資金を調達しあう市場(マーケット)をいいます。
1998年に日本の大手都銀を中心に設置されたのが始まりで、貸し借りではなく「預金(deposit)」という形態をとり、その仕組みは資金の余った銀行が資金の不足している銀行に預金をするというものです。

一般に円デポ市場は、コール市場とは異なり、短資会社の仲介手数料が不要で容易に取引ができ、また銀行間で帳簿上の手続きのみで資金移動が完了するといった利点があります。