区分所有権
読み方: | くぶんしょゆうけん |
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分類: | 区分所有 |
区分所有権は、分譲マンションや商業店舗などにおいて、区分所有者が自分の専有部分(住戸・店舗等)について持っている権利をいいます。
また、構造上において物理的に区分され、独立して住居や店舗、事務所、倉庫などの用途に供することができる数個の部分から構成される建物を「区分所有建物」と言います。
一般にマンション等の集合住宅の場合、「専有部分」と「共用部分」と「敷地」からなり、区分所有者の専有部分は自由にする(居住する、賃貸する、リフォームする、売却する)ことができるのに対して、共用部分や敷地は自由にすることができません。
◎共用部分や敷地は、専有面積割合(原則として建物全体の合計専有面積に対する区分所有している専有面積の割合)による持ち分の共有という形になる。
◎区分所有権を購入すると、共有持ち分や敷地利用権が自動的に付いてくるという仕組みになっている。