パッシブ型投信
読み方: | ぱっしぶがたとうしん |
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分類: | 投信区分 |
パッシブ型投信は、「インデックス型投信」とも呼ばれ、基準価額がある指標(インデックス)と連動することを目指して運用する投資信託をいいます。
パッシブ運用の一つである「インデックス運用」により行われるファンドで、「追加型株式投資信託」と「上場投資信託(ETF)」の二つの選択肢があり、機動的な取引(売買)においては「ETF」の方が断然便利です。
◎インデックス運用には、インデックスを構成する銘柄を一定の条件で組み入れ、指数の構成通りに買い付ける「完全法」や、銘柄を業種毎に区分して類似した構成にする「層化抽出法」などの手法がある。
◎対象となるインデックスには、日経平均株価やTOPIX、S&P500などに代表される株価指数等がある。
一般にパッシブ型投信は、銘柄選択のために大量の情報を収集する必要がなく、銘柄入替の頻度はファンドマネージャーが積極的に運用するアクティブ型投信と比べて低くなるので、ファンドの運用コストは相対的に低くなります。
また、投資家にとっても、身近なインデックスに連動しているため、シンプルで値動きが分かりやすく、市場全般に分散投資する際に便利です。