無利息型普通預金
読み方: | むりそくがたふつうよきん |
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分類: | 預金取引 |
無利息型普通預金は、決済用預金の一つで、「決済用普通預金」や「普通預金(無利息型)」とも呼ばれ、預金保険法が定める「無利息、要求払い(随時払い戻しができること)、決済サービス(口座振替等)が提供可能なこと」という3要件を満たした普通預金をいいます。
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無利息型普通預金の特色と作成
無利息型普通預金は、2005年4月のペイオフ解禁の範囲拡大後に導入されたもので、預金保険制度により全額保護され、また通常の普通預金と同様、いつでも預入れや引出しが自由にできるほか、公共料金等の自動引落、給与・年金等の自動振込、配当金・収益分配金等の自動受取りなどの機能があります。
現在、無利息型普通預金を作成するにあたっては、新規に作成する以外に、既存の普通預金口座から「普通預金に関する無利息特約」を付けることで口座番号を変えずに移行することもできます。
無利息型普通預金の入金と出金
無利息型普通預金の入金と出金は、以下のようになっています。
入金(預入れ)
金融機関の店頭(窓口)では、通帳を持参し、現金(紙幣・硬貨)のほかに、手形や小切手なども入金できます。また、ATMでは、キャッシュカードによって、現金のみ入金できます。
出金(引出し)
金融機関の店頭(窓口)では、通帳と届出印を持参し、いくらでも出金できます(高額な場合は身分証明書の提示を求められる)。また、ATMやCDでは、キャッシュカードによって、引出し限度額内であれば、いつでも出金できます。
なお、引出しの際の本人確認については、キャッシュカードと暗証番号の他に、生体認証(指静脈認証、手のひら静脈認証など)が利用できる金融機関もあります。