二本足
【読み方:にほんあし、分類:二本足】
二本足は、「二本線」とも呼ばれ、2本のローソク足の組み合わせ(形状)をいいます。
チャートにおいて、ローソク足を見る際の視点の一つで、二本のローソク足をセットで見た方が一本のローソク足よりも相場の動きを見る上で有効とされ、実際に呼称のついた「二本足」には以下のようなものがあります。
|はらみ線|
前のローソク足(1本目)の方が長く、次のローソク足(2本目)が包まれている形状。
|包み線|
前のローソク足(1本目)の方が短く、次のローソク足(2本目)が包み込んでいる形状。
|かぶせ線|
大陽線の翌日に出た陰線が、前日の終値より高寄りし、前日の大陽線の実体内で終わる形状。
|切り込み線|
大陰線の翌日の大陽線が、前日の終値より安く始まり、その後、大きく上昇し、終値が前日の始値と終値の中間値より高くなる形状。
|差し込み線|
大陰線の翌日に出た陽線が、前日の終値より安寄りし、前日の大陰線の実体内で終わる形状。
|入り首線|
大陰線の翌日に出た陽線が、前日の終値より安寄りし、前日の終値を少し超えて終わる形状。
|あて首線|
大陰線の翌日に出た陽線が、前日の終値より安寄りし、前日の終値まで戻らずに終わる形状。
|出合い線|
前日の終値と当日の終値がほぼ同じ水準の価格になった陰線と陽線の組み合わせ。
|振り分け線|
前日の始値と当日の始値がほぼ同じ水準の価格になった陰線と陽線の組み合わせ。
|たすき線|
前日の陽線(陰線)に当日の陰線(陽線)が、タスキのように交差する形状。
|波高い線|
上昇相場において、上下に長いヒゲのある実体の短いローソク足が出現し、それに続いて現れるローソク足をはらむ形状。