金利オプション

読み方: きんりおぷしょん
英語名: Interest Rate Option
分類: オプション

金利オプションは、オプション取引の中で、金利商品を原資産とするデリバティブ取引をいいます。これは、マーケットの各種金利の変動に対応した各金利商品に対するオプション取引で、取引所取引相対取引の二つがあります。また、オプション取引とは、ある商品について、将来の一定の期日(期間内)に一定の数量を、その時の市場価格に関係なく、予め決められた特定の価格(権利行使価格)で買う権利、または売る権利を売買する取引のことをいいます。

取引所取引の金利オプション

現在、日本において、取引所取引の金利オプションには、東京金融取引所の「ユーロ円3ヵ月金利先物オプション」があり、多様な相場観に基づく投資ストラテジーを実現することができます(上場商品はこれのみ)。

ユーロ円3ヵ月金利先物オプションとは、原資産であるユーロ円3ヵ月金利先物を当初設定した特定の価格(権利行使価格)で買ったり、売ったりする権利を取引するもので、またユーロ円3ヵ月金利先物とは、将来のある一定の日付から始まる円の3ヵ月金利を予想し、現時点で価格を決める取引となっています。

相対取引の金利オプション

相対取引(店頭取引)の金利オプションの代表的なものには、「スワップション」「金利キャップ」「金利フロア」の3つがあり、通常、オプションの買い手は、金利変動リスクヘッジに使うことが多いです。

|スワップション

スワップションとは、金利スワップを原資産とし、将来のある時点におけるスワップの固定金利をストライク(権利行使価格)とするオプションで、将来のある期日における金利スワップを開始する権利を取引します。

|金利キャップ

金利キャップとは、オプション(キャップ)の買い手が売り手に対してプレミアムを支払うことによって、契約期間中の各金利更改日に基準金利がストライクプライス(キャップレート)を上回った場合に、その差額(金利差)を受け取ることができる取引をいいます。

|金利フロア

金利フロアとは、オプション(フロア)の買い手が売り手に対してプレミアムを支払うことによって、契約期間中の各金利更改日に基準金利がストライクプライス(フロアレート)を下回った場合に、その差額(金利差)を受け取ることができる取引をいいます。