資産運用が必要な時代

日本版ビックバンにより、21世紀に入ってから、「資産運用」という言葉が非常に身近になりました。また、自己責任や分散投資ポートフォリオなどの言葉も、ごく普通に使われるようになりました。特に金融機関においては、これからの個人向けビジネスは「貯蓄から投資」であると考え、こぞって資産運用ビジネスを拡大しています。その一方で、私たちの多くは、資産運用にまだ十分に慣れ親しんでいないのではないでしょうか?

その要因として、長い間、魅力的な金融商品がなかったことや、資産運用について特に考えなくても何とかなってきたという時代背景がありました。しかしながら、今後は、少子高齢化社会の進行や公的年金の破綻など、自分自身である程度、資産運用をしていかなければ、安心した将来を迎えることができません。すなわち、「資産運用が時代的にどうしても必要になった」と言えます。

ここでは、資産運用のポイントについて、簡単にまとめてみました。

資産運用の基礎を学ぶ

資産運用を行うにあたって、基礎的な事柄をよく理解しておくことが必要です。

・資産運用とは
-資産運用=貯蓄(saving)+投資(investment)
・資産運用の目的
-資産の保全、資産の拡大
・資産運用の行動指針
-取引の自己責任、運用スタイルの確立、運用能力の向上

資産運用の実際を知る

資産運用を行うにあたって、対象商品、リスクリターン、経験則などをよく理解しておくことが必要です。

・資産運用の対象商品
-預貯金、外貨、投信、債券、株式、商品、REIT 他
・資産運用のリスクとリターン
-リスクとリターンは表裏一体
・資産運用の経験則
-先人の経験と知恵は参考に

資産運用の本質を考える

資産運用を行うにあたって、主なプロセスとして、金融商品の「購入」「保有」「売却」の3段階があります。

・金融商品の購入
-商品選択、タイミング、投資マインド
・金融商品の保有
-資産の管理、市況環境の把握
・金融商品の売却
-売り時の決定、理性による判断

資産運用の実務を身につける

資産運用を行うにあたって、実務面で3つほどやるべきことがあります。

・運用方針の明確化
-運用目的、運用目標、運用内容、運用スタンス
・運用の実行
-情報収集、商品選定、取引実行、運用手法
・運用資産の管理
-ポートフォリオ管理、運用収益管理