寄附金控除とは何か?

寄附金控除は、所得控除の一つで、納税者が国や地方公共団体、特定公益増進法人などに対し、「特定寄附金」を支出した場合に、一定の金額を差し引ける控除のことをいいます。また、所得控除とは、課税所得金額を算出するにあたり、各納税者の個人的事情を加味しようとすることを目的に設けられたもので、所得金額から一定の金額を差し引ける控除のことをいいます。

一般に寄附金控除を受けるにあたっては、本控除に関する事項を記載した確定申告書に指定書類(領収書、明細書、確認書、証明書の写し等)を添付するか、確定申告書を提出する際に提示する必要があります。なお、政治活動に関する寄附金、認定NPO法人等に対する寄附金、及び公益社団法人等に対する寄附金のうち一定のものについては、所得控除に代えて、税額控除を選択することもできます。

<特定寄附金の範囲について>

・国、地方公共団体に対する寄附金
・公益社団法人、公益財団法人その他公益を目的とする事業を行う法人または団体に対する寄附金のうち、所定の要件を満たすと認められるものとして、財務大臣が指定したもの
・所得税法別表第一に掲げる法人その他特別の法律により設立された法人のうち、教育または科学の振興、文化の向上、社会福祉への貢献その他公益の増進に著しく寄与するものとして、所得税法施行令第217条で定めるものに対する当該法人の主たる目的である業務に関連する寄附金
・特定公益信託のうち、その目的が教育または科学の振興、文化の向上、社会福祉への貢献その他公益の増進に著しく寄与する一定のものの信託財産とするために支出した金銭
・政治活動に関する寄附金のうち一定のもの
・認定特定非営利法人(認定NPO法人)に対する寄附金のうち一定のもの
・特定新規中小会社により発行される特定新規株式を払込みにより取得した場合の特定新規株式の取得に要した金額のうち一定の金額(1千万円を限度)