短期公社債投信

短期公社債投信は、正式には「短期公社債投資信託」と言い、株式を組み入れずに内外の公社債をはじめ、譲渡性預金(CD)やコマーシャルペーパー(CP)などの短期金融商品を組み入れて運用し、安定した収益確保を目指す実績分配型債券ファンドをいいます。これは、かつて存在した商品で、3カ月決算型、6カ月決算型、1年決算型と比較的短期に設定されており、原則として毎月募集され、購入手数料はかかりませんでした。

一般に短期公社債投信は、預入期間の途中での換金は原則としてできず、購入後は、決算日毎に自動継続(自動再投資)、追加購入、解約(手数料なしで換金)ができるようになっていました。また、ファンドによっては、決算日毎に分配金を受け取ることもできました。なお、運用実績により分配金が変動する「実績分配型」のため、元本保証はありませんでした。

短期公社債投信の現状

短期公社債投信は、かつては、大和投信の「アタック」や日興アセットの「チャンス」など証券会社の主力商品の一つでしたが、現在は、商品ラインナップの見直し等により、上記で解説したような商品はファンド市場から完全に姿を消しました。そのため、本ページは、かつて存在した金融商品を記録として残すために記載しております。

なお、今日では、短期公社債投信に代わる商品として、いつでも解約できるオープンエンドの「国内外の債券ファンド」が安定運用の一つの選択肢になるかと思います。

短期公社債投信の基本事項

短期公社債投信は、現在はファンド市場から完全に姿を消しています。

取扱機関 証券会社
リターン 収益分配金
リスク 価格変動リスク(基準価格)
-ファンドを時価評価
-実際に基準価格割れの投信も過去にあり
関連マーケット 短期金融市場と長期金融(債券)市場 他
預入金額 1万円以上1円単位
預入期間 3カ月、6カ月、1年
金利種類 実績分配(運用実績により変動)
利払い 預入期間毎に決算
-運用実績に応じて分配金支払い
-自動継続で再投資も可能
換金性 預入期間毎の決算期のみ
-中途解約は出来ない
-決算期前に継続か解約を選択
税金 源泉分離課税