資本回収係数について

資本回収係数は、金融資産を長期に取り崩したりする場合に使う係数をいいます。これは、ライフプランニング(ファイナンシャル・プランニング)でキャッシュフロー表などを作成する際に用いる「6つの係数」の一つで、現在の手持ち資金(元手)を一定の利率で複利運用しながら、一定の期間内に毎年いくら受け取れるかが分かります。

一般に資本回収係数は、「年金現価係数」とは逆のもので、現在の額から将来の年金額や、借入額から利息を含めた年間返済額などを求める際に使う係数となっています。具体的には、現在の資金(退職金や預貯金等)を一定の利率で複利運用しながら老後資金として取り崩していく場合の年金額を求めたり、住宅ローンなどの借入総額から毎年の返済額を求めたりする場合に活用できます。

資本回収係数の計算例

1,000万円を年利率2.0%で運用しながら、10年間に渡って年金として取り崩していく場合、毎年の年金額はいくらになるか?

 10,000,000円×0.1113=1,113,000円

1,000万円を年利率3.0%で借り、20年間返済していく場合、年間返済額はいくらになるか?

 10,000,000円×0.0672=672,000円

資本回収係数の早見表(資本回収係数表)

資本回収係数表は、「年金受取額計算表」とも呼ばれ、期間(縦軸)と金利(横軸)から構成されるマトリックス表となっています。

資本回収係数表