生命保険の見直し時のポイントは?

日常生活の中で、生命保険は、何十年という超長期にわたって利用する金融商品です。通常、契約した後に、結婚や出産、転職などによるライフスタイルの変化によって、必要保障額が変わることもありえます。また、時として、保険料の支払いが何らかの要因で、困難になることもありえます。

このような場合(状況の変化の際)には、「保障内容の見直し」を考える必要があります。ここでは、生命保険(死亡保険)の見直し時のポイントをチェックしてみましょう。

生命保険の見直しの3つのポイント

生命保険の見直しにおいては、下記の3つのポイントに注意しましょう。

|1つ目のポイント-保障額と保障期間に注意

基本に戻って、必要な保障額と保障期間をきちんと考え直すことです。身の回りの環境が変わる度に、無駄な保障や足りない保障がないかどうか、また保障期間は十分であるかどうかなどを確認できるとベストです。

|2つ目のポイント-現契約を活かす

できるだけ、今入っている保険契約を活かす方法を考えることです。確かに解約して別の保険に入るのは手っ取り早くて簡単ですが、新たに保険に入り直すと、契約年齢が上がって保険料が高くなったり、また健康状態によっては、契約できないこともあるので注意が必要です。

|3つ目のポイント-解約は慎重に

さらに、今日のような予定利率が低い時に保険に入り直すと、高い保険料を将来的にずっと払い続けなければなりません。実際のところ、解約せずに保険料の払込を中止することも可能ですので、解約は最後の手段と考えるようにしましょう。

生命保険の見直しの一般的なケース

生命保険は、通常、以下のようなケースで見直しを行い、その見直し方法にはいくつかあります。

|生命保険の保障額を増やしたい時は?

特約の中途付加制度

特約の付いていない保険に、定期保険特約を上乗せする制度。増額した部分の保険料は、変更時の年齢や保険料率で計算される。

中途増額制度

もともと特約が付いている保険に、さらに定期保険特約を上乗せする制度。増額した部分の保険料は、変更時の年齢や保険料率で計算される。

契約転換制度(下取り)

今の保険を解約せずに、転換価格で下取りして、同じ保険会社が扱う別の保険に入り直す制度。新規加入よりも保険料は安くなるが、転換時の年齢や保険料率で計算される。

解約&新規契約の追加

今の保険を解約して、別の有利な新規契約を行い、保障額を増額する。

|生命保険の保障額を減らしたい時は?

契約転換制度(下取り)

現在の保険契約を解約することなく、新しい保障内容に変更できる制度。

保険金減額制度

保険金額を減額する制度。減額した分、保険料の負担は少なくなり、また減額部分に対して解約返戻金が支払われる。

払済保険への変更

保険料の払い込みを中止し、その時の解約返戻金を元に、今の契約の保険金額だけを減らすように変更する制度。通常、保険期間は変わらないが、付いていた特約はなくなる。

解約&新規契約の追加

今の保険を解約して、別の有利な新規契約を行い、保障を確保する。

|生命保険の保障額は変えずに保険期間を短くしたい時は?

延長保険への変更

保険料の払い込みを中止し、その時の解約返戻金を元に、今の契約の保険期間だけを短くするように変更する制度。通常、保険金額は変わらないが、付いていた特約はなくなる。

|生命保険の保険料の支払いが困難な時は?

延長保険への変更

変更後、保険料の支払いはなくなる。

払済保険への変更

変更後、保険料の支払いはなくなる。

保険金減額制度

減額した分、保険料の負担が減る。

保険料払込期間の延長

保険料の払込期間を延長することで、毎月の保険料の負担が減る。

(自動)振替貸付制度

契約している保険の解約返戻金の範囲内で、保険会社が保険料を立て替える制度。契約内容は変わらず、一時的に保険料を支払わずに済む。