通常貯金
通常貯金は、ゆうちょ銀行が提供する、いつでもどこでも出し入れできる、お財布代わりに使える金融商品をいいます。これは、口座開設をすると通帳とキャッシュカードが発行され、全国のゆうちょ銀行の本支店または郵便局の窓口やATMなどで自由に預入れや払戻しができます。また、公共料金等の自動払込や給与・年金等の自動受取などの機能もあります。
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通常貯金の主な特徴
通常貯金は、入出金の利便性は高い一方で、金利は非常に低く、資金を殖やすのには向いていないので、必要以上の金額を置かないことがポイントです。
・銀行や信金、信組などの普通預金に類似した商品
・キャッシュカードを使って、ゆうちょ銀行のATMで入金や出金をする場合、時間帯や曜日にかかわらず手数料が無料
・指定の日に通常貯金と通常貯蓄貯金の間で相互に資金を移動するスウィングサービスを利用できる
・口座開設にあたっては、現金は不要
通常貯金の基本事項
通常貯金は、身近なゆうちょ銀行や郵便局などで、日常の生活資金の出し入れの際に活用します。
◎総合口座の申込みにより、担保定額貯金、担保定期貯金または国債を担保とした自動貸付の利用ができるようになっている。
◎振替口座(お金の受け取りや送金の利用に特化した貯金の口座)を併せて開設すると、振替口座間の送金または他の金融機関口座との間の送金も利用できるようになっている。
取扱機関 | ゆうちょ銀行、郵便局 |
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リターン | 利息 |
リスク | 信用リスク(ゆうちょ銀行の倒産) |
関連マーケット | 短期金融市場(1年以内の金利) |
預入金額 | 1円以上1円単位 |
預入期間 | 無期限 |
金利種類 | 変動金利 |
利子計算 | 1年を365日とする日割計算、付利単位10円 |
利払い | 年2回(3月末及び9月末を区切って元金に加える) |
類似商品 | 普通預金 |
税金 | 源泉分離課税 |
保護制度 | 預金保険制度の対象 |
郵政民営化に伴う通常郵便貯金の取扱い
2007年10月1日に日本郵政公社が民営化・分社化され、それまで郵便局の貯金窓口で提供されていた郵便貯金の商品である「通常郵便貯金」は、同日付でゆうちょ銀行に承継され、「通常貯金」となりました(特に手続きは必要なく、従来通り利用できるようになっている)。