積立保険の仕組みについて
積立保険は、「積立型保険」とも呼ばれ、損害保険会社(損保)が取扱う、長期的な「補償機能」と満期時に満期返戻金が支払われる「貯蓄機能」を併せ持った保険です。
傷害保険や火災保険、自動車保険をベースとしたもので、補償機能だけでなく、貯蓄機能もあることから利用する人も多く、特に「積立傷害保険」は損保の主力商品の一つとなっています。
ここでは、積立保険の仕組みについて、簡単にまとめてみました。
目次:コンテンツ構成
積立保険のベースと種類
積立保険は、傷害保険や火災保険、自動車保険がベースとなっており、その中でも「傷害保険」をベースとしたものが定番となっています。
|傷害保険がベース
・普通:積立普通傷害保険、積立家族傷害保険
・年金:年金払積立傷害保険、財形年金傷害保険
・交通:積立交通傷害保険、積立ファミリー交通傷害保険
・対象別:積立こども総合保険、積立女性保険・・・
|火災保険がベース
・火災:長期総合保険
|自動車保険がベース
・自動車:積立型自動車保険
積立保険の基本的な仕組み
積立保険は、個人向けの損保商品の中で、以下のような仕組みとなっています。
|保険料は2つに区分される
支払保険料=補償保険料+積立保険料
|満期返戻金がある
満期返戻金=積立保険料+運用益
|契約者配当金が付く場合がある
|保険期間が長い
2年以上の長期の保険となっている
|保険料の払込方法が選択できる
一時払い、年払い、半年払い、月払い
|保険料自動振替貸付制度がある
保険料の払込方法が分割払い方式の場合、口座振替が行われない時は自動的に貸付を行い、契約を有効に存続させる(商品による)
|契約者貸付制度がある
保険契約者が一時的に資金を必要とした時は、一定の範囲内で資金の融資を受けることができる(商品による)