個人年金保険の活用の仕方は?

個人年金保険は、将来の公的年金の受給が不安となる中、老後の生活資金を自助努力で準備することを目的とした、生命保険会社が提供する保険商品です。

これには、契約時に将来の年金原資(受取年金額)を確定できる「定額年金保険」と、運用成果により受取年金額や解約返戻金などが変動する「変額年金保険」の2つがあります。また、この2つ以外にも、積立利率が定期的に市場金利を反映する「積立利率変動型年金保険」というものもあります。

ここでは、個人年金保険の活用の仕方について、簡単にまとめてみました。

目次:コンテンツ構成

個人年金保険の運用方法による活用

個人年金保険は、運用方法において、定額タイプと変額タイプに分類されます。通常、確実に運用したい場合は「定額年金保険」を活用し、またリスクを取って高い運用成果を狙いたい場合は「変額年金保険」を活用します。

定額年金保険

定額年金保険は、払い込んだ保険料が保険会社の一般勘定で運用され、契約時に将来の年金原資(受取年金額)が確定する保険商品です。

変額年金保険

変額年金保険は、払い込んだ保険料の運用成果によって、将来受け取る年金額や解約返戻金などが変動(増減)する保険商品です。

個人年金保険の受取方法と活用方法

個人年金保険の将来の受取方法には、大きく分けて、「有期年金」「確定年金」「終身年金」の3種類があり、保証期間付きのものであれば、万一の場合、残りの保証期間に対応する年金または一時金が予め指定した受取人(遺族)に支払われます。また、夫婦のどちらかが生きている限り、年金が支払われる「夫婦年金」という種類もあります。

一般に個人年金保険は、将来の老後資金設計をどうするかによって、受取方法のタイプを選択することになります。具体的には、公的年金等をベースに、その上乗せとなる個人年金保険をどう受け取るのがベストであるかをよく考えることが必要です。

◎会社員の方なら定年後、公的年金が支払われるまでの間の生活費として「確定年金」または「有期年金」を利用する方法などが考えられる。

◎自営業の方なら、国民年金だけでは夫婦2人分の生活費としては不足するので、その上乗せとして「終身年金」または「夫婦年金」を利用する方法などが考えられる。

有期年金

・年金受取期間:10年や15年などの一定期間
・支払期間中に死亡した時:その時点で年金支払いは終了

保証期間付有期年金

・年金受取期間:10年や15年などの一定期間
・支払期間中に死亡した時:下記の2通り
-保証期間中の死亡:残りの期間の年金または一時金が遺族に支払われる
-保証期間終了後の死亡:その時点で年金支払いは終了

確定年金

・年金受取期間:10年や15年などの一定期間
・支払期間中に死亡した時:残りの期間の年金または一時金が遺族に支払われる

終身年金

・年金受取期間:生涯
・支払期間中に死亡した時:その時点で年金支払いは終了

保証期間付終身年金

・年金受取期間:生涯
・支払期間中に死亡した時:下記の2通り
-保証期間中の死亡:残りの期間の年金または一時金が遺族に支払われる
-保証期間終了後の死亡:その時点で年金支払いは終了

夫婦年金

・年金受取期間:夫婦のいずれかが生きている限り
・支払期間中に死亡した時:残されたどちらかに引き続き年金が支払われる

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