生命保険の加入手続きは?

マネープランニングにおいて、万一の事態を想定して、必要な保障内容を明確にし、また保険商品を検討し、特定の生命保険に加入することを決めたら、具体的な手続きに入ります。

ここでは、生命保険の加入フローと保険料の払込方法について、簡単にまとめてみました。

目次:コンテンツ構成

生命保険の加入フロー

生命保険の加入フローは、通常、以下のような手順となります。

1.ご契約のしおり(定款・約款)を読む
2.申込書を提出する(医師の診査が不要な場合は告知も同時)
3.医師の診査による告知を行う(医師の診査が必要な場合のみ)
4.第一回保険料を払い込む
5.保険証券が発行され、契約が成立する

※4は3の前または5の後でも可
※責任開始日:2,3,4の3つが揃った日。5の承諾前でもよい

|保険の申込時

保険の申込書に署名・捺印する前に、保険会社からもらう「ご契約のしおり」に必ず目を通します。そして、契約内容を十分に確認したら、申込書の提出、医師の診査、書面による告知などを行います。

|保険の申込後

保険の申込後は、保険会社で審査が行われ、承諾されれば、保険証券が送られてきます。また、第一回の保険料は、申込書の提出時から承諾後までの間であれば、いつ払い込んでも構いません。ただし、契約上の責任(保障)が開始されるのは、申込書の提出、告知、第一回保険料の払い込みの3つが揃った日からとなります。

生命保険の保険料の払込方法

生命保険の保険料の払込みについては、可能ならばまとめて、また口座振替よりも団体扱の方が、保険料は安くなります(契約後に払込方法を変更することも可能)。

|払込方法の種類

生命保険の保険料は、まとめて支払えば、保険料が安くなります。

一時払い 契約時に保険期間全体の保険料を1回で払い込む方法
分割払い 年払い、半年払い、月払い
一括払い 月払の保険料を数回分まとめて払い込む方法
前納 半年払や年払の保険料を数回分まとめて払い込む方法

|払込経路の種類

生命保険の保険料は、自分にあった払込経路を選択できますが、一般的には「口座振替」が多いです。

口座振替 金融機関の口座から自動的に支払う方法
団体扱い 保険会社と勤務先が団体契約をしている場合、給与からの天引きにより支払う方法
振込扱い 金融機関から振込用紙によって支払う方法
店頭扱い 保険会社に持参して支払う方法
集金払い 集金人に来てもらって支払う方法

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