ライフデザインとライフプラン

昨今、個人向けの金融リテラシーが注目される中、長い人生を生きていく中で、「ライフデザイン」と「ライフプラン」が重要と言われています。どちらも、ライフプランニングに関わるものですが、具体的に何かと問われれば、戸惑う方も多いのではないでしょうか?

ここでは、ライフデザインとライフプランについて、簡単にまとめてみました。

目次:コンテンツ構成

ライフデザインとは何か?

ライフデザイン(Life Design)とは、簡単に言うなら、「将来、どんな人生を送りたいか?」についての構想(価値観に基づく構想)をいいます。これは、その人の価値観に基づく生き方であり、また人生全体の希望を決める元になるものです。

一般にライフデザインを描く目的は、自分の幸福を実現することであり、それゆえ、しっかりと考えた上で、自分の価値観や希望(望むべきこと)を明確にすることが大切です。

・ライフデザインは、その人の価値観に基づく生き方
-人生観や哲学などが基礎となる
・ライフデザインは、人生全体の希望を決めるもの
-何のために生きているのか?
-長い人生で何を実現したいのか?
-目的>目標>戦略>計画 (生き方のビジョン)
・ライフデザインの問いかけ例
-どのような暮らしがしたい?
-どのような家庭を築きたい?
-どのようにしてキャリアアップしたい?
-趣味や娯楽面では何を楽しみたい?

ライフプランとライフデザインの概要

ライフプランとは何か?

ライフプラン(Life Plan)とは、簡単に言うなら、個人や家族の「長期の人生計画(生涯生活設計)」といえます。これは、会社の経営(マネジメント)に例えるなら、将来の見通しを立てる「長期経営計画」といったところでしょうか?

一般に人生は、必ずしも計画(思い)どおりに進むとは限りませんが、ライフプランを作成することで、少なくとも「人生の羅針盤」を持つことができます。そして、何よりも、目的や方向性が明確になることで、より主体的な人生を送ることができるのではないでしょうか?

・ライフプランは、長期の人生計画
-ライフデザインに基づき作成
-大事なのは計画を実現すること
・ライフプランの3領域
-生きがい、健康、経済(お金)
・ライフプランの位置付け
-ライフプランがマネープランとキャリアプランのベース
・ライフプランの検討項目
-プライベート(結婚、住宅、教育、老後・・・)
-ビジネス(キャリア形成、転職・独立、シニア・・・)

ライフデザインとライフプランの違いと関係は?

最後に「ライフデザイン」と「ライフプラン」の違いと関係を簡単にまとめると、以下のようになります。

◎ライフデザインが、その人の価値観に基づく生き方であり、また人生全体の希望を決める元になる構想をいうのに対して、ライフプランは、個人や家族の長期の人生計画をいう。

◎ライフデザインは、個人が対象となるのに対して、ライフプランは、個人だけでなく家族も対象となる。特に夫婦においては、互いのライフデザイン(価値観)の許容が必要であり、実際、価値観の相違で離婚することは珍しくない。

◎ライフプランは、ライフデザインを基に作成されるため、ライフデザインの明確化は必須である。