マネープランニングしてますか?
マネープランニングとは、資産運用や保険、ローンなどのお金に関する計画をいいます。
特に明確な定義はありませんが、人生の生活設計を意味する「ライフプランニング」と対比される言葉で、また「ファイナンシャルプランニング」と同義で使われることも多いです。
ここでは、マネープランニングの概要について、簡単にまとめてみました。
目次:コンテンツ構成
マネープランニングの必要性
私たちは、普段の生活の中で、資産運用や保険、ローンなど、実に様々な金融取引を行うことが可能になっています。
具体的には、預金や投信、株式、債券、REIT、FX、クレジットカード、ローン、電子マネー、生命保険、損害保険など非常に広範囲に渡ります。これらの取引は、全てお金に関わる重要なものですが、時として、その仕組みをよく理解せずに取引してしまったということはないでしょうか?
一般に金融取引の知識不足の要因として、金融商品を調べること自体が面白い作業でないこと、商品の効果がすぐに分からないこと(お金が殖えた時や保険金が下りた時などでないと効果は分からないこと)、また普段の生活が忙しくて十分に取り組む時間がないことなどが挙げられます。
しかしながら、これで本当によいのでしょうか? 実際問題として、金融取引は、身近な家電製品や自動車、日用品などの売買と比べても、その効果および役割は、人生において非常に重要といえます。
それゆえ、金融取引をする際には、しっかりとお金に関する計画である「マネープランニング」をすることが大切です。
資産運用:貯蓄と投資の違い
資産運用と言った場合、大きく分けて「貯蓄」と「投資」の2つの手法があります。どちらを重視するかは、その人の年齢や収入、家族構成、ライフプラン、資産状況、リスク許容度などによって変わってきます。
◎貯蓄は、金銭を蓄えることをいうのに対して、投資は、利益を得る目的で、事業や不動産、証券などに資金を投下することをいう。
◎貯蓄は、預貯金などで安全・確実に貯めることを主体としたものなのに対して、投資は、株式や債券、投資信託、FXなどでリスクをある程度取って殖やすことを主体としたものである。
保険:生活に潜むリスクとヘッジ策
私たちは、日々生活していく中で、実に様々なリスクを抱えています。具体的には、病気やケガ、死亡、障害、介護、失業などの「生活リスク」、交通事故や損害賠償などの「事故リスク」、火災や地震などの「災害リスク」などが挙げられます。
一般にリスクは、ある日突然やってくる可能性があり、また時として人生に大きな危機をもたらすこともあり、それに対して、社会保険以外にヘッジ策として用意できるのが、生命保険や損害保険などの「民間の保険」です。
ローン:ローンの仕組み
ローンは、金融機関等からのお金の借入であり、金額的にも大きく、また返済期間も長いため、将来のライフプランやマネープランに非常に大きな影響を及ぼします。それゆえ、万一、返済不能にならないためにも、その仕組みをよく理解しておくことが必要です。
・ローンの対応
-新規借入
-見直し(借り換え、繰上返済)
・ローンの種類
-住宅ローン
-教育ローン、自動車ローン、目的別ローン
-リバースモーゲージ
-カードローン、キャッシング・・・
・ローンの3大要素
-借入金額、適用金利、返済期間
・金利の種類
-固定金利、変動金利、固定金利選択・・・
・返済方式
-元利均等、元金均等、リボルビング払い・・・
・担保・保証
-要/不要
-担保(土地・建物が定番)
-保証(連帯保証人、保証会社)