終価係数について
終価係数とは、現在保有している金融資産(元本)を一定期間に渡り、一定利率で複利運用する場合に、将来いくらになるのかを計算するのに使う係数をいいます。
ライフプランニングにおいて、キャッシュフロー表などを作成する際に用いる「6つの係数」の一つで、現在保有する元本を何%で複利運用すれば、一定期間後に目標額に到達するのかが分かります。
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終価係数の活用
終価係数は、「現価係数」とは逆のもので、元本を一定期間、一定利率で複利運用した場合、 将来いくらになるかを計算するときに使います。
具体的には、○○万円を年利率△%で、定期預金や定期貯金などで複利運用する場合に、□年後にはいくらになるのかを知ることができます。
終価係数の計算例
終価係数は、現在の金額(元本)から将来の金額を求める際に使う係数となっており、将来の金額は、以下の算式から求めることができます。
将来の金額=現在の金額(元本)×終価係数
<実際の計算例>
100万円を年利率1.0%で複利運用すると、10年後の元利合計はいくらになるか?
1,000,000円×1.105=1,105,000円
終価係数の早見表(終価係数表)
終価係数表は、「複利計算表」とも呼ばれ、期間(縦軸)と金利(横軸)から構成されるマトリックス表となっています。