年金終価係数について
年金終価係数とは、毎年の積立額から将来の元利合計を計算するのに使う係数をいいます。
ライフプランニングにおいて、キャッシュフロー表などを作成する際に用いる「6つの係数」の一つで、将来の一定期間、一定利率で、毎年一定金額を複利運用で積み立てた場合に、最終的にいくらになるのかが分かります。
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年金終価係数の活用
年金終価係数は、「減債基金係数」とは逆のもので、一定期間、一定利率で、毎年一定金額を複利運用で積み立てる場合、将来いくらになるかを計算するときに使います。
具体的には、ライフプランにおいて、結婚資金や教育資金、老後資金などの設計(積立貯蓄の計画)の際に活用できます。
年金終価係数の計算例
年金終価係数は、毎年の積立額から最終的に元利合計で、どれだけの金額(将来の金額)になるのかを求める際に使う係数となっており、将来の金額は、以下の算式から求めることができます。
将来の金額=毎年の積立額×年金終価係数
<実際の計算例>
毎年100万円を年利率3.0%で10年間積み立てると、10年後はいくらになるか?
1,000,000円×11.464=11,464,000円
年金終価係数の早見表(年金終価係数表)
年金終価係数表は、「積立総額計算表」とも呼ばれ、期間(縦軸)と金利(横軸)から構成されるマトリックス表となっています。