減債基金係数について
減債基金係数とは、将来の目標額を貯めるために、毎年の必要積立額を計算するのに使う係数をいいます。
ライフプランニングにおいて、キャッシュフロー表などを作成する際に用いる「6つの係数」の一つで、一定利率で複利運用しながら将来の目標額を達成するためには、毎年どれくらい積み立てる必要があるのかが分かります。
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減債基金係数の活用
減債基金係数は、「年金終価係数」とは逆のもので、将来の一定期間後に目標の資金(お金)を得るために、一定利率で一定金額を複利運用で積み立てる場合、 毎年いくらずつ積み立てればよいかを計算するときに使います。
具体的には、ライフプランにおいて、将来必要となる教育資金や住宅取得資金、老後資金などを準備する場合に、毎年の必要積立額を計算する際に活用できます。
減債基金係数の計算例
減債基金係数は、目標額を設定して、毎年いくら積立てればよいのかを求める際に使う係数となっており、毎年の必要積立額は、以下の算式から求めることができます。
毎年の必要積立額=将来の目標金額×減債基金係数
<実際の計算例>
10年後に1,000万円を貯めるためには、年利率2.0%の複利運用を前提として、毎年いくら積み立てればよいか?
10,000,000円×0.0913=913,000円
減債基金係数の早見表(減債基金係数表)
減債基金係数表は、「必要積立額計算表」とも呼ばれ、期間(縦軸)と金利(横軸)から構成されるマトリックス表となっています。