金融機関の選択ポイントは?

日本において、バブル崩壊後の失われた30年の間に、幾つかの金融機関の破綻があり、金融機関と取引する際には「商品・サービス」の他に、「安全性」や「信頼性」も確認することが必要となりました。このような状況の中で、一体何を基準に判断したらよいのでしょうか?

ここでは、金融機関の選択ポイントについて、簡単にまとめてみました。

目次:コンテンツ構成

金融機関のチェックポイントについて

現在、世の中には、金融機関の情報がたくさんありますが、その中から真に有用な情報を拾捨選択することは中々難しいものです。ただ、そうは言っても、自己責任時代においては、「商品・サービス」だけでなく、金融機関の「安全性」や「信頼性」もチェックすることは避けられません。

一般に金融機関を総合的にチェックする際のポイントとして、以下が挙げられます。

・商品・サービス:取引面の評価
・株価:マーケットでの評価
・格付け:格付け機関の第三者評価
・財務内容:経営成績の評価
・ディスクロージャー:開示姿勢の評価
・顧客応対:企業姿勢の評価

商品・サービスのチェックについて

商品・サービスは、金融機関と取引する一番の要(かなめ)であり、最初の関門(選択フィルター)となります。

・商品の種類、メリット、コスト、利便性を総合判断
・満足のいく金融機関を選択することがポイント

株価のチェックについて

株価は、マーケット(株式市場)で形成された評価であり、上場している金融機関の場合、一つの参考になります。また、同業種の競合企業と比較する場合は、時価総額を見るとよいです。

・株価は市場での企業評価(一つの目安)
・低株価(低い時価総額)の金融機関は要注意

格付けのチェックについて

格付けは、格付機関が公正な第三者として表明する評価意見であり、金融機関の信用面をチェックする際に一つの参考になります。

・国内外の格付け機関が発表
・低格付けの金融機関は要注意

財務内容のチェックについて

損益計算書や貸借対照表など、公開されている財務諸表の内容は、金融機関の安全面をチェックする際に一つの参考になります。

・自己資本比率、不良債権、収益力、含み損益 他
・財務内容の悪い金融機関は要注意

ディスクロージャーのチェックについて

ディスクロージャーは、金融機関の情報開示の姿勢を示しており、一つの参考になります。昨今では、上場企業や大手企業の場合、ウェブサイトにおいて、ディスクロージャー誌(統合報告書)を掲載しているところも多いです。

・積極的な情報開示こそ信頼性を生む
・ディスクロージャーの悪い金融機関は要注意

顧客応対のチェックについて

顧客応対は、金融機関の顧客への企業姿勢を的確に示しており、一つの参考になります。

・今後の生き残りのカギは顧客第一主義
・顧客応対の悪い金融機関は企業姿勢に問題あり