資産運用の実際を知りましょう!

長い間、日本では、資産運用と言えば、「預貯金」が中心だったため、特にリスクを気にしないでもすみました。

しかしながら、昨今では、自助努力による資産形成が求められるなか、外貨預金や投資信託、株式などのリスク型商品での運用も必要になってきており、基本的なリスクについては、しっかりと理解しておくことが必要です。

ここでは、資産運用の対象商品、リスクとリターン、経験則について、簡単にまとめてみました。

目次:コンテンツ構成

資産運用の対象商品について

現在、個人(家計)において、資産運用の対象商品には、以下のようなものがあります。

預貯金

預金と貯金の総称で、銀行や信金、信組、労金、農協などの金融機関に金銭を預けること、および金融機関に預けられた金銭のことで、普通預金や貯蓄預金、定期預金、通常貯金、定額貯金、定期積金などがある。

金銭信託

金銭を信託財産として引受け、信託期間の終了時に、運用利益と元本を金銭で委託者に交付することを約した信託で、合同運用指定金銭信託(一般口)や実績配当型金銭信託などがある。

外貨投資

日本円を米ドルやユーロ、豪ドルなどの外貨に替えて、外貨預金や外貨MMF、外国投信、外国債券、外国株式、外国為替証拠金取引などの外貨建て商品で運用すること。

投資信託

投資家から集めた資金を専門の機関が運用し、その運用成果を投資家に配分する制度、および組成された金融商品で、証券投資信託(国内投信、外国投信)や不動産投資信託(REIT)、上場投資信託(ETF)などがある。

債券

国や地方公共団体、独立行政法人、事業会社、国際機関、外国の政府などが資金調達のために発行する有価証券(借用証書)で、国債や地方債、普通社債、外債などがある。

株式

株式会社が資金を出資してもらった人に対して発行する有価証券で、日本株(現物取引、信用取引)と外国株(米国株・中国株他)がある。

コモディティ

世界の商品取引所などで取引される商品のことで、商品現物(金・プラチナ他)、商品先物取引、商品ファンドがある。

|その他

上記の他に、ETN、インフラファンド、先物・オプション取引、CFD取引、カバードワラントなどもある。

資産運用のリスクとリターンについて

資産運用では、最低限の基本事項として、リスクとリターンについて、よく理解しておくことが必要です。

リスク
期待される収益(リターン)の不確実性(変動性)のことで、リターンと表裏一体の関係にある。

リターン
将来得られる可能性のある収益や収益率のこと。

|資産運用のリスクの種類

為替リスク
-為替が変動することにより生ずるリスク
金利リスク
-金利が変動することにより生ずるリスク
価格変動リスク
-株式や債券、投信など価格が変動するリスク
流動性リスク
-売りたい時に売れないリスク
信用リスク
-破綻等により元本や利息が支払われないリスク
カントリーリスク
-途上国や新興国などに投資する場合に生ずるリスク

|資産運用のリターンの種類

インカムゲイン
-利息、クーポン、スワップポイント、配当金、分配金 他
キャピタルゲイン
-売却益、償還差益、為替差益、差金決済益 他

資産運用の経験則について

資産運用には、先人たちが残した、以下のような経験則があります。

・投資に絶対はない
・安く買って高く売る、高く売って安く買う
・一に売買のタイミング、二に商品の選択
・誰もが買わない時に、勇気を出して良い銘柄を買う
・いつまでも下がり続けない、いつまでも上がり続けない
・もうはまだなり、まだはもうなり
・1つのカゴにすべての卵をもるな
72の法則:年間利回り×運用年数=72