株式の分類は?

株式には、その仕組み上において、上場株と未公開株、単元株と単元未満株とミニ株など、様々な分類があります。これらの分類は、一度内容を理解してしまえば、特に難しいものではありませんが、最初はよく分からないかもしれません。

ここでは、日本の株式の分類について、簡単にまとめてみました。

目次:コンテンツ構成

株式の取引形態による分類

株式は、取引形態により、「上場株」と「未上場株(未公開株)」に分類されます。

|上場株

証券取引所に上場(公開)されている株式。取引所取引の他に、一部の銘柄はPTS取引が可能。

未公開株

証券取引所に上場(公開)されていない株式。一部の銘柄は、店頭取引が可能。

株式の取引単位による分類

株式は、取引単位により、「単元株」「単元未満株」「ミニ株」に分類されます。

単元株

通常の株式取引で売買される「取引単位株数」のこと。2018年10月から内国株式の売買単位は100株に統一。

|単元未満株

1単元の株式数に満たない端数株式のこと。一部のネット証券では、単元未満株取引ができる所もあり(リアルタイムの売買はできず)。

ミニ株

通常の売買単位株数(単元株式数)の「10分の1の単位」で売買ができる株式取引(リアルタイムの売買はできず)。

株式の発行企業の国籍による分類

株式は、発行企業の国籍により、「日本株」と「外国株」に分類されます。

|日本株

日本企業が発行する株式。日々の取引は、東京証券取引所に上場する株式が大半。

外国株

外国企業が発行する株式。身近なものとして、米国株や中国株などがあり、ネット取引も可能。

株式の権利内容による分類

株式は、権利内容により、「普通株」「優先株」「劣後株」などに分類されます。

普通株

株主の権利に制限のない標準的な株式。現在、日本の株式市場で売買されている株式は、ほとんどが普通株と考えてよい。

優先株

普通株に比べて優先的に利益配当・残余財産のある株式。株主総会での議決権がないことが多く、その代わりに優先配当が支払われる。

劣後株

普通株に比べて劣後的に利益配当・残余財産のある株式。基本的に引き受け側にはメリットがないため、通常は、経営者や経営陣などに対して発行される。

株式の額面の様式による分類(昔の分類)

2001年10月1日の商法改正前まで、日本の株式は、額面の様式により、「額面株」と「無額面株」に分類されていました(2001年10月1日に額面株が廃止され、以降、発行される全ての株式は「無額面株」になった)

|額面株

一株あたりの金額が決められている株式。

|無額面株

一株あたりの金額が決められていない株式。