株式のリターンとリスク

株式は、企業(株式会社)が発行する出資証券(有価証券)で、通常、日本株の取引(売買)においては、東京証券取引所などに上場する銘柄が対象となります。また、外国株の売買においては、ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場する「米国株」、香港証券取引所や上海証券取引所、深セン証券取引所に上場する「中国株」などが取引されることが多いです。

一般に株式投資を行うにあたっては、預貯金や金銭信託、債券などに比べて、ハイリスク・ハイリターンのため、その仕組みを十分に理解しておくことが必要です。ここでは、「株式投資のリターンとリスク」について、簡単にまとめてみました。

株式投資のリターンは?

株式投資のリターンは、「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」から構成されます。通常、インカムゲインについては、企業収益の動向によって大きく変わってくるのに対して、キャピタルゲインについては、株式市場の動向や個別銘柄の選定、売買のタイミングなどによって大きく変わってきます。

インカムゲイン(配当金)
-企業利益の還元が受けられる
キャピタルゲイン(売却益/差金決済益)
-現物取引では「売却価格-購入価格」が売却益となる
-信用買いでは「売り決済価格-買い建値」が差金決済益となる
-信用売りでは「売り建値-買い決済価格」が差金決済益となる

また、企業の株主になると、以下のようなメリットがあります。

株主優待
-商品の割引、無料サービス、プレゼントなどが受けられる
株式分割
-新興企業などが株式数を拡大する際に受けられる
経営参加権
-株主総会に出席できる

株式投資のリスクは?

株式投資には、大きなリターンがある一方で、大きなリスクもあり、リターンとリスクは表裏一体の関係にあることを常に認識することが必要です。また、時として、企業が事業拡大や財務改善などで増資することにより、株式が希薄化して株価が下落し、既存株主に不利益が発生することもあります。

価格変動リスク
-購入価格より値下がりした場合、含み損が発生する
-信用取引で予想が外れた場合、含み損が発生する
デフォルトリスク(企業の倒産リスク)
-企業が倒産すれば、所有する株式は無価値になる
流動性リスク
-株式市場が暴落した場合など、すぐに売れないことがある