外国為替証拠金取引の為替レート

外国為替証拠金取引(FX)の為替レートは、新聞やニュースなどで報道される、インターバンク市場の為替レートと近い水準のものですが、決して同じではありません。また、店頭FXと取引所FXでは、為替レートの仕組みに大きな違いがあります。

ここでは、外国為替証拠金取引(FX)の為替レートについて、簡単にまとめてみました。

目次:コンテンツ構成

為替レートの基本的な仕組み

外国為替証拠金取引(FX)を行うにあたっては、2ウェイプライス、BidとAsk、スプレッドといった、為替レートの基本的な仕組みをよく理解しておくことが必要です。

|為替レートの2ウェイプライス

2ウェイプライスとは、外国為替取引業者が通貨ペアの買値と売値を同時に表示したものをいいます。

・2ウェイ:買値と売値を同時に
・プライス:現在の為替レートがいくらかを表示

なお、取引業者の方では、オープン市場(対顧客市場)において、大手銀行等とカバー取引を行っています。

|為替レートのBidとAsk

Bid(ビット)/Ask(アスク)は、レートを提示する外国為替取引業者が「買うレート/売るレート」をいいます。また、「Ask」を「Offer(オファー)」と表記する会社もあります。

Bid:自分が売る時に適用されるレート
Ask:自分が買う時に適用されるレート

|為替レートのスプレッド

為替レートのスプレッドは、「Bid」と「Ask」の差であり、為替コストになります。

・表示単位:pips(ピップス)、ポイント、銭(円の場合)
・スプレッド幅:マイナー通貨は拡大、市場が薄い時は拡大

店頭FXと取引所FXの為替レート

外国為替証拠金取引(FX)には、「店頭取引(店頭FX)」と「取引所取引(取引所FX)」の二つがあり、取引面では大きな違いはありませんが、一方で顧客(投資家)に提示される為替レートの仕組みには大きな違いがあります。

|店頭FXの為替レート

店頭FXの為替レートは、インターバンク市場のレートを参考に、外国為替取引業者(取引会社)が顧客にレートを提示しており、それぞれ相対取引のため、同じ時刻でも複数のレートが存在し、統一的なレートはありません。

◎店頭FXで提示される為替レートを取引会社毎に比べてみた場合、レート水準が若干異なっていたり、また動き方が微妙に異なるなど少し違いがある。

◎平常時(為替相場があまり動かない時)は、それ程大きな違いはないが、為替相場が大きく変動する時は、会社によって動き方が結構異なることがあるので注意が必要。

|取引所FXの為替レート

取引所FX(くりっく365)の為替レートは、外国為替市場における複数の主要金融機関(マーケットメイカー)から価格の提供を受け、この中から、その時点において、投資家に最も有利になる価格をシステムで自動的に合成し、そのままの価格を取引参加者(FX業者)を通じて投資家に提示しています。

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