為替eワラント

為替eワラントは、対象原資産となる各通貨(米ドル、ユーロ等)に連動するように設計された債券(米ドルリンク債、ユーロリンク債等)を対象とするカバードワラントをいいます。これは、少額からでも外貨(為替相場)に投資するのと同様の効果が期待でき、さらにレバレッジ効果があるため、外貨預金や外貨MMFと比べて値動きが大きい分、同じ投資金額でも高収益が期待できます。その一方で、リスクも大きく、ハイリスク・ハイリターン型の金融商品となっています。

一般に為替eワラントの価格は、為替レート(スポットレート)、満期日までの期間、対象通貨の為替相場ボラティリティ、対象通貨の国の金利、日本の金利などを要因として変動しています。

為替eワラントの種類

為替eワラントは、各通貨の対円相場が上昇した場合に収益が期待できるタイプ(コール型)と、下落した場合に収益が期待できるタイプ(プット型)の2つがあります。

・米ドルeワラント:米ドル高(コール)、米ドル安(プット)
・ユーロeワラント:ユーロ高(コール)、ユーロ安(プット)
・豪ドルeワラント:豪ドル高(コール)、豪ドル安(プット)
・英ポンドeワラント:英ポンド高(コール)、英ポンド安(プット)
・カナダドルeワラント:カナダドル高(コール)、カナダドル安(プット)
・ニュージーランドドルeワラント:NZドル高(コール)、NZドル安(プット)
・南アフリカランドeワラント:ランド高(コール)、ランド安(プット)

為替eワラントの主なポイント

為替eワラントの仕組みは、少し複雑ですが、商品内容をよく理解すると結構便利です。(主なポイントは、以下のとおり)

・安く買って高く売ることにより利益を狙う
・値動きは為替相場の値動きより大きく、ハイリスク・ハイリターン
・少ない資金で大きな収益の可能性があり、資金効率が高い
・損失は、最大でも投資元本の範囲内に限定される
・プット型は、外貨預金などのヘッジに使える

為替eワラントの基本事項

為替eワラントの取引方法は、マーケットメーカー(発行会社:eワラント証券)との相対取引で、リアルタイムに取引できるようになっています。

発行会社 eワラント証券
取扱機関 SBI証券、楽天証券、EVOLUTION JAPAN証券
リターン キャピタルゲイン(売却益、償還差益)
リスク レバレッジリスク(非常に大きな値動き)
価格変動リスク(eワラント価格)
信用リスク(発行会社の倒産)
対象通貨 米ドル、ユーロ、豪ドル、英ポンド、カナダドル、ニュージーランドドル、南アフリカランド
タイプ コール型、プット型
取引開始 取引には外国証券取引口座の開設必要
取引単位 比較的少額の資金から取引可能
投資期間 短期(満期あり)
換金性 いつでも時価で売却可能
税金 申告分離課税(雑所得)